「ザ・ベストテン」4要素大研究
1989(平成元)年07月06日 第591回放送分
番組最後の「ベスト10内初登場1位」
(オリ=オリコン、リサ=ミュージック・リサーチ、ラボ=ミュージック・ラボ)
先週 今週 タイトル アーティスト 総合得点 レコード売上 有線放送 ラジオ ハガキ
オリ リサ ラボ 総合
1 まいったネ今夜 少年隊 8491 1 1 1 1 - 8 5
1 2 Diamonds(ダイアモンド) プリンセス・プリンセス 8466 3 3 3 3 1 1 18
2 3 夢の中へ 斉藤由貴 8432 5 6 5 5 4 3 9
3 4 嵐の素顔 工藤静香 8399 7 7 7 7 2 2 6
4 5 ごめんよ涙 田原俊彦 7767 11 10 11 3 6 2
6 トラブル・メーカー 南野陽子 7696 2 2 2 2 - 20 8
5 7 Return to Myself~しない、しない、ナツ。~ 浜田麻里 7632 6 5 6 6 5 4 19
8 8 さよならベイビー サザンオールスターズ 6259 4 4 4 4 29 7 -
7 9 SUMMER CITY TUBE 6192 14 12 13 - 9 3
12 10 17才 森高千里 5327 13 13 12 - 15 14
10 11 ムーンライトダンス 渡辺美里 5124 9 11 9 10 - 5 -
6 12 湘南ハートブレイク 荻野目洋子 5026 19 17 16 - 10 7
9 13 LIAR 中森明菜 4668 25 23 24 7 11 4
14 青 空 THE BLUE HEARTS 4466 8 8 10 8 - - -
15 好きよ 田村英里子 4400 10 9 8 9 - - -
13 16 恋 人 徳永英明 3900 26 27 27 15 16 1
17 LOVE SONG CHAGE&ASKA 3600 20 21 18 - - 11
11 18 ともだち 中村あゆみ 3595 15 16 19 - 17 27
19 歩いていこう JUN SKY WALKER(S) 3466 12 15 14 - - -
14 20 誰よりもLady Jane BEAT BOYS 3460 24 22 25 - 13 10
* 酔いどれて 桂 銀淑 4
* Room チェッカーズ 8
* 香 港 テレサ・テン 9
* 男の情話 坂本冬美 10
最後の「ベスト10内初登場1位」を少年隊の「まいったネ今夜」が僅差で記録していました。

「ベスト10内初登場1位」は、1985年迄に4曲、(レコード売上げの比率が60%になった)1986年以降に12曲、合計16曲誕生し、少年隊の5曲が最多でした。

また、この回は、番組が9月末で終了することが正式に発表された回でもありました。


その後のTBS系TVランキング番組の系譜
〇1992年10月~1993年3月、「COUNT DOWN 100」(土曜夜8時、司会:山田邦子・渡辺正行)
〇1993年4月~現在、「COUNT DOWN TV」(土曜深夜←開始半年間は水曜深夜)

ランキングの集計方法
レコード(CD)売上げでは、オリコンとミュージック・ラボの2社のデータを使用(ミュージック・リサーチは1990年12月に休刊になっていました)し、有線放送(全国有線音楽放送協会)を少し加味していたようです。
得点の発表はされませんでしたが、「COUNT DOWN 100」の司会者は、台本(ランキング表)を見ながら”得点表示は偏差値みたいなもので出ている”と語っていました。
ザ・ベストテン時代の得点のケタ数は、整数4ケタ、小数点以下最大4ケタ(第5期)の合計最大8ケタでしたが、諸情報を総合すると、それ以上の細かいケタ数の数字が出ていたようです。
「年間ランキング」の発表を見ても分かりますように、売上枚数の絶対量をおおいに反映させるようになり、その結果、CD売り上げの年間チャートと類似するランキングとなりました。

しばらくすると、ミュージック・ラボも1994年2月末で休刊となってしまいました。その直後は、オリコンと有線だけでのランキングと思える時期を経て、「日刊レコード特信」(レコード特信出版社)のデータを採用するようになっていました。

音楽雑誌『CDでーた』1995年10月20日号に、「意外に知らない!? ヒット・チャート・ストーリー」という特集がありましたが、その中で「COUNT DOWN TV」のプロデューサー(市原博行氏)へのインタビュー記事があり、この件にも触れられていましたので、そのまま抜粋してみます。

<チャートの集計方法はどうしてるんですか?>
「集計方法に関していえば、「ザ・ベストテン」のときにはハガキ・リクエストとかラジオとかも入れていたんですけど、
「COUNT DOWN TV」になることによってそのへんは省こうと。で、軸としているのがまずCDの売り上げ。オリコンとあとレコード特信ってありますよね。それプラスして、有線ですね。その3つをコンピュータにかけて、それをウチなりに研究した結果のパーセンテージで評価するんです。」

日刊レコード特信は、オリコンよりも何と歴史は古いようですが、売上げチャートの精度という点では、残念ながら同業他社よりも低かった印象がありました(もし過去のチャートを見てみたければ、『週刊現代』に「サウダージ」というページで連載があります)。

それはともかくとして、この3つのデータでの集計は、2017年4月1日深夜放送分迄、実におよそ23年間も続いていたことになるようです。そしてCD売上げ超重視ランキングの発表も終焉を迎えました。


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