「ザ・ベストテン」4要素大研究
1982(昭和57)年10月14日 第244回放送分
郷ひろみ「番組出演辞退宣言」の前と後
(オリ=オリコン、リサ=ミュージック・リサーチ、ラボ=ミュージック・ラボ)
先週 今週 タイトル アーティスト 総合得点 レコード売上 有線放送 ラジオ ハガキ
オリ リサ ラボ 総合
1 1 待つわ あみん 9162 3 3 3 3 1 1 8
6 2 すみれ September Love 一風堂 8452 2 2 2 2 9 7 10
3 3 6番目のユ・ウ・ウ・ツ 沢田研二 8149 8 7 6 7 5 9 4
7 4 少女A 中森明菜 8016 6 5 7 6 4 6 11
5 5 けんかをやめて 河合奈保子 7949 9 8 9 9 12 2 7
2 6 ダンスはうまく踊れない 高樹 澪 7839 5 6 5 5 3 5 16
7 ホレたぜ!乾杯 近藤真彦 7746 1 1 1 1 - 16 3
4 8 NINJIN娘 田原俊彦 6353 18 20 21 22 3 1
8 9 哀愁のカサブランカ 郷 ひろみ 6179 7 9 8 8 2 8 30
16 10 横恋慕 中島みゆき 5709 4 4 4 4 23 12 -
12 11 夢の旅人 松山千春 5096 11 11 10 10 29 4 -
9 12 小麦色のマーメイド 松田聖子 4643 22 26 26 17 10 9
13 13 ねじれたハートで 桃井かおり・来生たかお 4490 14 13 13 8 - 17
24 14 約 束 渡辺 徹 4450 10 10 15 - 13 28
26 15 ひとり街角 小泉今日子 4330 13 12 16 - 21 18
10 16 ハイティーン・ブギ 近藤真彦 4290 30 - 30 16 11 2
17 17 契 り 五木ひろし 4276 27 24 22 10 22 6
15 18 100%…SOかもね! シブがき隊 3690 26 29 29 - 14 5
19 漂流者たち 西城秀樹 3356 15 17 12 - 27 23
11 20 大きな恋の物語 よせなべトリオ 3343 21 21 20 - 17 21
29 夏をあきらめて 研 ナオコ 6
* 3年目の浮気 ヒロシ&キーボー 7

郷ひろみは第43弾「哀愁のカサブランカ」がベスト10入りした8月12日に、「番組出演辞退宣言」を行っていますが、ベスト10内には、この週の10月14日まで連続10週ランクインしていました。

まず、その前4曲のレコード売上げ・オリコン最高位と総合20位以内に入った発売2週目から4週目までの総合ランキング及びハガキランキングの動きをみてみます。

39th「もういちど思春期」81年8月8日発売、オリコン最高11位、総合最高7位・ベスト10内5週(ハガキ最高7位)
2週目(8/27)-総合15位(ハガキ15位)、3週目-13位(ハ16位)、4週目-⑦位(ハ7位)…

40th「哀愁ヒーロー」81年11月1日発売、オリコン最高16位、総合最高13位(ハガキ最高9位)
2週目(11/19)-総合18位(ハガキ18位)、3週目-16位(ハ13位)、4週目-13位(ハ10位)…

41th「純情」82年2月1日発売、オリコン最高17位、総合最高14位(ハガキ最高5位)
2週目(2/18)-総合19位(ハガキ8位)、3週目-16位(ハ9位)、4週目-14位(ハ10位)…

42th「女であれ、男であれ」82年5月2日発売、オリコン最高19位、総合最高15位(ハガキ最高6位)
2週目(5/20)-総合18位(ハガキ15位)、3週目-18位(ハ12位)、4週目-15位(ハ6位)…

このように、直近4作は総合ベスト10にランクインしてもしなくても、ハガキ部門では発売4週目までには10位以内には入っています。

また番組開始時の「禁猟区」からハガキリクエスト部門ではここまですべて10位以内には入っていました(樹木希林との「林檎殺人事件」を含む、78年5月の臨時発売曲「ぼくのるすばん」は除く)。


次に、この「哀愁のカサブランカ」が発売されてからの各週の総合順位、レコード売上げ・オリコンとハガキリクエストの順位推移です。

43th「哀愁のカサブランカ」82年7月17日発売、総合最高4位・ベスト10内10週(オリコン最高2位・ハガキ最高13位)
1週目(7/29)-総合19位(オリコン16位・ハガキ17位)
2(8/5)-12位(オ8位・ハ23位)
3(8/12)-⑥位(オ4位・ハ21位)←総合ベスト10入り、出演辞退発表
4(8/19)-⑤位(オ4位・ハ20位)←ラジオ最高4位(翌週も)
5(8/26)-⑤位(オ5位・ハ17位)←辞退発表がハガキ順位に反映され始める、有線放送ではこの週から3週連続1位
6(9/2)-⑥位(オ6位・ハ17位)
7(9/9)-⑥位(オ6位・ハ16位)
8(9/16)-⑤位(オ3位・ハ13位)←ハガキ最高位
9(9/23)-④位(オ2位・ハ15位)←オリコン最高位(翌週も)
10(9/30)-⑥位(オ2位・ハ22位
11(10/7)-⑧位(オ4位・ハ23位)
12(10/14)-⑨位(オ7位・ハ30位)
13(10/21)-11位(オ9位・ハ30位圏外)
14(10/28)-15位(オ13位・ハ30位圏外)
15-(11/4)-18位(オ17位・ハ30位圏外)
16-(11/11)-20位(オ18位ハ30位圏外)
17-(11/18)-18位(オ19位・ハ30位圏外)
18-(11/25)-総合20位圏外(オ22位←オリコン最後の30位以内)

外国カバー曲で、自身初のスロー・バラード曲でした。レコード売上げの出足はここ最近では良かったものの、逆にハガキ順位のほうは、決して滑り出し好調とは言えないような状況がありました。そこへ出演辞退発表があり、ファンの動揺や困惑もあったかもしれませんが、やがては本人の意思を尊重したというか、諦めてしまったように見受けられるようなハガキ順位の移り変わりだったようです。


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